意外と歴史がある!服に優しいドライクリーニングってどんなもの?

 

ドライクリーニングは1830年代、フランスのジャン・ジョリという全色業者の人によって考案されました。
日本で最初にドライクリーニングを取り入れたのは白洋舎で、それは1907年(明治40年)のことでした。

 

水で洗うクリーニングでは、ものによっては型くずれがしたり、色落ちしたり、縮んでしまうという大きな弱点が問題視されていました。
そんな中でドライクリーニングでは、水の代わりに使われる有機溶剤が、クリーニングの弱点を補完する方法として世界中に広まっていきました。

 

有機溶剤とは、衣服の汚れを落とすことができる特殊な液体のことです。
有機溶剤には塩素系のパークロロエチレン、石油系のクリーニングソルベント、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤などさまざまな種類があります。
衣類の種類によって、適合する薬品が異なっています。

 

 

有機溶剤は油汚れに対しては強力な分解能力を発揮します。
油汚れ以外の汚れについてもきれいに落とすことができ、自宅でどんな洗剤を使った洗濯よりも、ずっと汚れ落としの能力があります。

 

自宅にある衣類の内側を見ると、どんな衣類にもJISやISOといったドライクリーニングの対応表示が取り付けられています。
これを見ることによって、どんな薬品を使ってドライクリーニングしたらいいか、ドライクリーニングをして良い衣類かどうかを知ることができるのです。

ドライクリーニングを行う業者は、衣類と薬品の適切な組み合わせを熟知しています。
有機溶剤を使っての洗濯から乾燥までの段階は、特別な機械を使うことによって、衣服が溶けたりしないよう細心の注意が払われています。

 

有機溶剤そのものは、可燃性があったり人体に有害な物質ではありますが、適切に乾燥させると衣服に残ることがありません。したがって有機溶剤の人体に対する安全性は高いものがあります。

 

ドライクリーニングは自宅ではできることではありません。
ドライクリーニングができる近所のクリーニング店を利用して、衣類を大切に使っていきたいですね。

 

 

 

ドライクリーニングをするものはどんなもの?

 

ドライクリーニングをするものってどんな洋服なのでしょうか?
そこで、ドライクリーニングをする代表的な洋服についてまとめてみましたので参考にしてみてください。

 

<ドライクリーニングするもの>
礼服、スーツ、ジャケット、ブレザー、スラックス、スカート、コート、ダウンコート、スキーウェア、ブラウス、ワンピース、セーター、カーディガン、マフラー、スカーフ、ドレス、毛布など。

 

逆に、ドライクリーニングではなくて水洗をするものはこちら。
↓ ↓ ↓

<水洗いするもの>
Yシャツ、作業着、シーツ、布団カバー、ナースキャップ、赤白帽子、業務用のタオルなど。

 

 

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